Twenty Twenty-Fiveの導入レビュー

2024年11月26日

WordPress 6.7のリリースに伴い新しく追加された「Twenty Twenty-Five」。当サイトでも今月11月後半に適用をさせ新しいテーマでの運用を開始しました。

Twenty Twenty-Fourと比べての違い

導入初期の感想としてですが、前テーマTwenty Twenty-Fourと比べ革新的な違いを感じないのは近年のデフォルトテーマの傾向かと思います。

それから、テーマをTwenty Twenty-Fiveに切り替えてすぐ戸惑ってしまったのは投稿した個別のページに「投稿日」が表示されないことです。

Twenty Twenty-Fiveはまだリリースされたばかりで、他のサイトでの運用状況などを確認できないのでこれが自分のサイトの構成による個別の事象なのか、新しいテーマの仕様なのかまだはっきり分かっていません。なお、当ページの公開日は2024年11月26日です。

投稿日は表示されませんが現状ではプラグインによる更新日を表示させているのでテーマの切り換えをためらう理由にはなりませんでした。

また、これまでサイトデザインに使うヘッダーやフッターはテーマで用意されたデザインに変更を加えていましたが、Twenty Twenty-Fiveではヘッダーとフッターのデザインが最初から数種類用意されていて、それぞれ自由に選んで表示させることが可能になっています。

そのまま日本語サイトで使っても違和感が少ない?

これまで、WordPressの標準テーマが公開されるたびに「このテーマを使うにはこの部分だけはなんとかしたい」と考えさせられる部分が例外なくありました。

例えば、Twenty Nineteenの見出し上に表示されるハイフン記号のようなものや、Twenty Twentyでは記事下に入る検索ボックスのボタンが派手な赤色だったり、本文や画像を配置するいわゆるコンテナ部の両サイドのマージンが広すぎるなどは当たり前のことでした。

Twenty Twenty-Fiveはテーマエディタが導入されたTwenty Twenty-Twoから全体の基本構成に大きな変更されないことに代えて、その基本構成を徐々にブラッシュアップさせているような印象もあります。

振り返れば、2カラムデザインのテーマはTwenty Fifteenで既に完成されつつありTwenty Sixteenを経てTwenty Seventeenでは良い感じに熟成され煮詰まってしまったような流れがあったと思います。

今回のTwenty Twenty-Fiveも標準テーマの進化の流れ的にはテーマエディタの改良を重ねて良い感じにブラッシュアップされてきたところなのでしょうか。

とりあえずはリリース早々に慌てて手を加えたい部分は見当たらないので、当サイトのコンテンツに見合う形に徐々に仕上げることができればと考えています。